ＣＳＰ

　2016年3月10日、当社は創業50周年を迎えました。1966年の創業時、銀座の片隅で創業者の故・森田健三以下7人の社員でスタートしました。初年度の売り上げは2,600万円でしたが、今やグループ全体で5,800人の社員と、売り上げも500億円に迫ろうという業界第三位の会社に成長しました。当社のテレビCMで楽天球団・星野仙一さんが朗読されている宮沢賢治の詩“雨ニモマケズ、風ニモマケズ”の様に、社会の安全を担うという極めて重要な仕事を黙々とこなし、信頼されてきた50年間であったと思います。

　5ヵ年の中期経営計画「CSPパワフル50計画」も最終年度となりました。9月にはM＆Aで、機械警備が主力の神奈川県に強固な顧客基盤を持つ、株式会社特別警備保障（神奈川県平塚市）が新たにCSPグループに加わり、本計画の達成に大きく前進することができました。企業や人口が集積する同県での市場開拓を見込んでおります。
　また警備業界においては、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えたセキュリティ対策が重要なカギとなります。当社ではCS（お客さま満足）を軸とした警備品質の向上は勿論のこと、画像関連サービスを中心としてセキュリティシステムの構築には特に力を入れ、最先端のICT技術を世界中から見つけ出し、それをいち早く取り入れていきます。そして、下の図にありますように、CSPは「技術サービス企業」として“技術力”と“サービス力”を融合し、お客さまのニーズを先取りしたサービスを提供する警備会社として、業界No.1を目指して参ります。