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レンジ内での推移:週末の上ヒゲが示唆することとは

平野朋之
平野朋之 勝率:ありません パフォーマンス:ありません
テクニカルを独自にアレンジして勝ち組投資家育成中
トレードタイム 平野朋之 ネット証券にてFX事業全般の業務、自己売買部門でのディーラー業務、投資情報室にて日経225の情報発信、セミナー講師を務める。その後投資顧問会社を経て、マーケット情報発信、セミナー講師、独自手法での資金運用業務を行う
予想終了
  • 米国ドル 予想期間12月16日

    レンジ内での推移:週末の上ヒゲが示唆することとは

    12月15日(日)11時25分みんなの株式
108円から110円のレンジ
■先週は、週半ばにFOMCが開催され、予想通りの現状を維持し、来年の据え置き見通しも示されたことで、ドル売り優勢の展開となりました。

しかし、週後半にかけてトランプ大統領が米中貿易第一弾合意を承認し、更に15日発動予定であった第四弾の制裁関税も見送られたことで109円ミドルまで急上昇しました。


■さて、これまで継続されてきた米中通商合意もようやく第一弾合意に辿り着きそうな気配が見えてきました。追加関税の見送りや従来の関税引き下げと農産物の大量購入を材料に双方で合意したようです。

一応、両国からの合意メッセージが出ているものの、この合意自体に関して若干、温度差や疑問にも感じます。
交渉カードをお互いが提示しているものの、米国は関税保留に対して、中国は米国からの関税を維持されつつ、米国産農産物を500憶ドル相当大量購入するといった内容は、何か不可解に感じます。

■今週は、この第一弾合意の最終的に行きつくところを見極めることになりそうです。

そんな中、トランプ大統領自身のリスクが徐々に表面化し始めてきています。
ウクライナ疑惑に関する弾劾訴追に関して、弾劾訴追決議案を賛成多数で可決したようです。
このことを受けて今週、下院本会議での採決に向けて手続きが進み、最終的には25日に下院本会議で弾劾決議案を成立させる可能性があるので政治リスクという面でも警戒したいところです。

■更に、先日のトランプ大統領からの北朝鮮に対するけん制ツイートも気がかりです。そのことを受けて、北朝鮮からも報復を用意することを表明しているので、年末にかけた地政学リスクにも警戒したいところです。


■今週の経済指標で注目は以下になります。

・19日(木)景気先行指標総合指数

・20日(金)7-9月期GDP(確定値)

・20日(金)個人消費支出(PCEデフレーター)


■最後にドル円のテクニカルポイントと戦略です。

日足ベースでは上昇トレンド継続、200日線も突破して、押し目買いをしたいといいたいところですが、週末の上ヒゲの長い十字線が若干、気がかりなところです。

今の市場心理を表しているようにみえます。

110円を手前にもう一つパンチ力ある材料が欲しいところといったメッセージに感じられ、しばらく108円から110円のレンジといった見方もできるようにもみえます。

少なくても週足ベースでは、200週移動平均線では抵抗になっています。
押し目買いの場合でも109円割れぐらいのイメージをしています。

最終更新:12月15日(日)11時25分

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