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[資源・新興国通貨9/9~13の展望] 12日、トルコ中銀の利下げ幅は!?

八代 和也
八代 和也 勝率:ありません パフォーマンス:ありません
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マネースクエア シニアアナリスト。資源・新興国通貨を中心に分析し、マネースクエアのWEBサイトにてレポート(「ウィークリー・アウトルック」、「デイリー・フラッシュ」など)配信のほか、動画コンテンツ「M2TV」出演、セミナー講師を務めている。
  • コラム [外国為替]

    [資源・新興国通貨9/9~13の展望] 12日、トルコ中銀の利下げ幅は!?

    9月6日(金)15時31分みんなの株式
豪ドル
RBA(豪中銀)は9月3日、政策金利を過去最低の1.00%に据え置くことを決定しました。据え置きは2カ月連続です。

声明の最終段落の文言は、前回(8/6)と全く同じでした。「失業削減やインフレ目標達成に向けた進展をより確実なものにするためには、長期にわたる低金利が必要と予想するのは合理的だ」と強調。「労働市場の動向を引き続き注意深く監視し、経済の持続的成長と長期的なインフレ目標の達成を支援するために、必要に応じて金融政策をさらに緩和する」と改めて表明しました。

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声明では“必要に応じて金融政策をさらに緩和する”との文言に変更はなく、10月の利下げが示唆されませんでした。そのことが豪ドルを下支えする可能性はあります。米中貿易摩擦に関する報道に注意は必要ですが、豪ドルは底堅い展開になりそうです。
NZドル
来週(9/9の週)は、NZの主要経済指標発表がありません。足もとのNZドルは、投資家のリスク意識の変化(リスクオン/オフ)に反応しやすい地合いであり、この状況は当面続きそうです。米中両国が閣僚級の貿易協議の開催で合意したことで、市場では米中貿易摩擦の激化への懸念が後退しました。豪ドルと同様に、米中貿易摩擦に関する報道に注意は必要ですが、NZドルは底堅く推移する可能性があります。
カナダドル
BOC(カナダ中銀)は9月4日、政策金利を1.75%に据え置くことを決定。声明では、「貿易摩擦の激化と関連した不確実性が世界とカナダ経済に大きな打撃を与えている」としながらも、「現在の金融刺激策の度合いは適切」との見方を維持しました。

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FRB(米連邦準備理事会)など主要国中銀の多くが金融政策の緩和スタンスを明確に示すなか、BOCは声明で利下げについて言及しませんでした。こうした政策スタンスの違いが市場で改めて意識されて、カナダドルは堅調に推移する可能性があります。

ただし、市場は依然として “BOCは年内に利下げする”とみています。OIS(翌日物金利スワップ)によると、市場は10月30日の次回会合での利下げの確率を4割弱織り込み、利下げの確率は12月までで6割弱へと上昇します。
トルコリラ
9月12日にTCMB(トルコ中銀)が政策金利を発表します。その結果がトルコリラの動向に影響を与える可能性があります。

TCMBは追加利下げを行うとみられます。トルコの8月CPI(消費者物価指数)が前年比+15.01%と、1年3カ月ぶりの低い伸びを記録したためです。

市場は利下げを確実視しており、関心は“利下げ幅”へと移っています。市場では2.00~2.50%程度の利下げが行われるとの見方があり、TCMBがそれを上回る幅の利下げを決定すれば、トルコリラは軟調に推移する可能性があります。ただし、FRB(米連邦準備理事会)やECB(欧州中銀)も今月利下げするとみられます。市場はTCMB以上にFRBやECBの金融政策を強く意識することも考えられます。その場合、TCMBが大幅に利下げしたとしても、トルコリラに対する下落圧力はそれほど強まらないかもしれません。
南アフリカランド
南アフリカの4-6月期GDP(9/3発表)は前期比年率+3.1%と、市場予想の+2.4%を上回り、2017年10-12月期以来の強い伸びを記録しました。

ただし、南アフリカの1-3月期GDPは大幅マイナスでした(前期比年率マイナス3.1%)。4-6月期の強い伸びはその反動とみることができます。また、企業景況感や製造業活動は依然として弱く、南アフリカの景気回復は続かないかもしれません。市場では南アフリカの格下げ懸念も根強くあります。

南アフリカランドは4-6月期GDPの結果を受けて上昇しましたが、上昇は長続きしない可能性もあります。
メキシコペソ
メキシコの8月製造業PMI(9/2発表)は49.0と、7月の49.8から低下。3カ月連続で業況判断の分かれ目となる“50”を下回りました。メキシコ景気をめぐる懸念を背景に、ペソは上値が重い展開になりそうです。

メキシコの8月CPI(消費者物価指数)が9月9日に発表されます。CPIでインフレ圧力の鈍化が確認されれば、市場ではBOM(メキシコ中銀)が次回会合(9/26)で利下げするとの観測が一段と高まりそうです。その場合、ペソに対して下押し圧力が加わる可能性があります。

一方で、エブラルド・メキシコ外相が来週(9/9の週)ワシントンを訪問し、ポンペオ米国務長官と会談する予定。会談日は本稿執筆時点で決まっていませんが、10日で調整しているようです。外相会談で米国の対メキシコ関税の発動が回避されるとの期待が高まれば、メキシコペソが上昇する可能性があります。

最終更新:9月6日(金)15時31分

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