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「レンジが切り上がった」という思惑が存在している間は…!?

武市佳史
武市佳史 勝率:ありません パフォーマンス:ありません
初心者には分かり易く上級者も納得のFXアナリスト
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。
予想終了
  • 米国ドル 予想期間3月16日

    「レンジが切り上がった」という思惑が存在している間は…!?

    3月15日(金)11時06分みんなの株式
◆ポンドがおとなしくなり、ドル円上抜け…
※ご注意:予想期間は3月16日と表示されていますが、本日(3月15日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


“織り込み済”からポンドがおとなしくなると、膠着していたドル円は“抜け出し”ました。
「リスク回避に傾斜していない⇒円売り」が基本ですが、「日銀が金融政策を緩和方向にシフト」との思惑、さらに「ポンド調整売り⇒ドル買い」が後を押したと見られます。
こうして昨日記した“上値メド(111.417-461円)”を明確に突破したドル円は、およそ1週間ぶりに“111.828円”へと上値を持ち上げました。
◆“もう一段の上値追い”が期待されやすい局面…!?
こうした展開になると“もう一段の上値追い”が期待されやすく、本日は“それらの見極め”がテーマ化しやすいと見られるところです。

ファンダメンタルズ的に注目されるのは、やはり「日銀金融政策決定会合」でしょう。
「フォワード・ガイダンスの変更」、あるいは「追加緩和示唆の発言」がなされるようなことがあると、“もう一段の上値追い”につながってもおかしくないからです。
一方でテクニカル的なポイントとしては、“112円回復の有無”、そして昨日突破したばかりの“200日移動平均線(本日は111.430円)の維持”が上げられます。

ただこの2つ、大きく異なる点があります。
それは前者が“加速or失望”の選択であるのに対して、後者は“加速or元のレンジに逆戻り”の選択になる可能性が残っている点です。
つまり「レンジが切り上がった(111円前半⇒111円後半)」という思惑として存在している間は、「“もう一段の上値追い”が期待できる」「反落しても“下値は限定的”」と考えることも可能…?

後は“ことの成り行き”を見守る必要がありますが、引き続き「戻り売りではなく、押し目買い」で臨みたいところです。
全ての材料をなぎ倒す「リスク回避姿勢」へと傾斜しない限り…。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:112.272(200週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:112.134(3/5高値、+2σ)
上値3:112.000(大台)
上値2:111.918(3/6高値、ピボット1sレジスタンス)
上値1:111.855(3/7高値、3/14高値)
前営業日終値:111.677(+1σ)
下値1:111.430(200日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、3/8~3/14の38.2%押し)
下値2:111.318(100日移動平均線、3/8~3/14の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:111.232(20日移動平均線、20週移動平均線)
下値4:111.145(3/14安値、3/8~3/14の61./8%押し)
下値5:111.000(大台、3/13安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:38 ドル円 抵抗・支持ライン追加

最終更新:3月15日(金)11時38分

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