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週末買戻しで、200日線奪回

松川行雄
松川行雄 勝率:ありません パフォーマンス:ありません
外国人投資家の視線で日本株の明日を読み解く
大和証券外国株式部勤務の後、投資顧問業を開業。2013年2月ヘッドハンティングにより増田経済研究所に入社。現在同社発行の「日刊チャート新聞」編集長。株式セミナーに於ける投資理論は個人投資家に満足度100%の人気を博す。
予想終了
  • 日経平均 予想期間10月15日

    週末買戻しで、200日線奪回

    10月12日(金)16時08分みんなの株式
まだ調整の範囲内
週足では、日経平均はトレンドを割りかけています。月足ではちょうどトレンドラインです。
問題は日足ですが、今のところは下落率だけでみますと、日経平均は天井から8%下落、ダウ工業株で6.6%下落。
下落率だけでみれば、さして動揺するような代物ではありません。しょせん一般調整の範囲内です。
当レポートが懸念しているのは、そうではなくここから最悪のシナリオ、つまりこの水準から下がっていくという場合です。
争点になっているのは200日線です。米国市場ではすでにほとんどの指標が200日線を完全に割り込んでいますから、底入れするのであれば、もう近々早晩底入れでなければいけません。
だいたい予想通り、週末の売り方による買戻しが午後14時20分ごろから出てきました。本日高値を更新したのは、この時間帯です。200日線奪回で終わりました。
今晩のアメリカ
ザラ場中、グローベックス市場ではダウ工業株先物が200ドル以上高い気配で推移。日経平均が本日高値更新をする当たりには、300ドル高の気配に上昇していました。
今晩のアメリカは買戻しから始まりそうなことを予告しています。(実際どうなるか、わかったものではありませんが)文字通り、先物の気配通りになりますと、ダウ工業株は200日線を軽く超えることができます。しかし、75日・50日・15日線まで戻るのは相当のエネルギーが必要でしょう。
来週のほうが、買戻しのパワーを図る上では重要な一週間になりそうです。
翻って日本を見ればわかります。TOPIXです。日経平均が200日線を奪回した一方で、TOPIXの日足チャートは、昨日の終値近辺までで精いっぱい。すべての移動平均線を大きく下回ったままです。日本が上がるということは、TOPIXが上がるということですから、いびつな日経平均の反発と違い、日本市場の回復には相当のパワーが必要だということがわかります。
一応、月間のアノマリー経過
月中で一番下落しやすい「月間のアノマリー」は今週一杯ですから、来週はこのアノマリーからは解放されます。
また、米国は21%増益予想(平均)という第2四半期連続の強い伸びが期待されているので、業績発表とガイダンスが好感されれば、買戻しは一段と入ってくる可能性があります。
問題は、そこで良い決算が頻発したとして、それを出尽くしから利益確定売りの口実にされてしまいますと、好業績も株価押し上げに効かないということになるので、万事休すということになりかねません。
戻り一巡後が一番怖いというのはこのことです。それが25日線到達にまでいたらない中途半端な反発に終わったとしたら、とくに危険です。
本日、日経平均を押し上げたのは、ソフトバンク(9984)と東京エレクトロン(8035)の2銘柄の貢献度だけです。どちらのチャートも、決して良いとは言えません。
欧州発信源という説
昨日今回の下げが、アメリカではなく欧州発信源という説を紹介しました。
実はドイツDAX指数は、3月の世界同時株安のときのボトムを割っています。
この状況に陥っているのは、中国上海コンポジットをはじめ、新興経済国家の株価指数と同じです。
このドイツの問題は、三つのポイントが指摘されています。
一つは、もともとこれまでメルケル政権が中国に接近し、中国に入れ込みすぎた結果、米中貿易摩擦問題で、かえってドイツはその煽りを食い始めているということです。
もう一つは、イタリア新政権の財政拡大主義が、ドイツやEU首脳部の財政健全主義と衝突しており、収拾の目途が今のところはついていない、という点です。イタリア国債は売られて、3.6%と米国長期金利よりも利回りが大きくなってしまっています。
最後は、やはり英国の無秩序なEU離脱が現実味を帯びてきており、膨大なデリバティブを抱えたEU企業の持ち残が、動揺を始めたということです。
こういった三つの点で、とくにドイツ株が売られているということになりそうです。
ミニデッドクロス
本日5日移動平均線が、25日線を上から下に割り込みました。ミニ・デッドクロスです。
1月高値以降、このミニデッドクロス形成から、日経平均が5日線を完全奪回するまで、8日から15日くらいの日柄を要しています。
平均しますと、9.3日です。だいたい8日から10日くらいはかかると思っていたら良いでしょう。
この5日線奪回が、まず相場がベアトレンドから脱却始まったかどうかのポイントになります。逆に言えば、それが発生しない限り、現物株の安値拾い買いは、厳禁ということになるわけです。
戦略方針
基本「ショート」で変わりません。いっぺんにショートというより、断続的にショート積み上げ(【赤備え・モデル】では、日経ダブルインバース(1357)買い増し)です。

【大三元】枠の判断~ショート。
【巌流島】枠を含めた、【赤備え・モデル】全体として、まだキャッシュは52%、日経ダブルインバースは48%。ポジションは実質ショートと同じですが、選択の自由度はキャッシュ52%で確保されています。

最終更新:10月12日(金)16時08分

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