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NYダウ200日移動平均線割れ

菊川弘之
菊川弘之 勝率:ありません パフォーマンス:ありません
相場は相場に聞け!マーケットの風を読む!!
日産証券調査部 主席アナリスト 商品投資顧問・証券会社の調査部・ディーリング部長などを経て現職。日経新聞、時事通信などにマーケットコメント・解説を寄稿。TV・ラジオなど多数メディアにも出演中。みんコモ人気コラムニスト
  • コラム [株式]

    NYダウ200日移動平均線割れ

    6月28日(木)14時45分みんなの株式
独立記念日に向けて波乱含み
 NYダウが、世界的な貿易戦争の激化懸念を嫌気し、200日移動平均線を明確に割り込んできた。昨晩は上ヒゲ陰線で引けており、早々に200日移動平均線を回復できないと、下値トライの動きが高まるだろう。トランプ大統領誕生以降、マーケットも政治ファクターに影響される度合いが高まっている。米政権内部からも異なった意見が飛び交いながら報じられる事で、マーケットは右往左往するが、最終的に決定するトランプ大統領の行動が予測不能なため、不安定な状況だ。

 29日には、米国のインフレターゲットの対象でありFOMCでも物価を見る指標とされているPCEデフレータが発表される。事前予想は前年比2.2%と前回の2.0%から上昇。コア前年比は1.9%、前回(1.8%)から上昇と、強めの数字が見込まれており、年内4回というFOMCで示された利上げペースが意識され、ドルの下値を支える可能性がある一方、NYダウが嫌気する可能性には注意したい。欧州や新興国と比べて強気のマクロ経済指標が目立つ米国経済も、景気サイクルからの頭打ち感は懸念要因だ。

 6月22日のOPEC総会での協調減産縮小にも関わらず、原油価格は大幅続伸しており、インフレ懸念の高まりと、株価下落リスクの狭間で、今後のFRBの舵取りは困難になっていくだろう。中東情勢はイスラエルが関わることで米国にとって内政問題とも言え、イランに対しての制裁再開猶予期間の第一弾(8月6日)にかけて強硬姿勢を取ると見られ、中東の地政学リスクの高まりは更なる原油価格上昇を招きかねない。

 ドル円は、心理的節目110円を挟んでの保合い放れ待ち。NY株価の崩れは、ドル売り要因だが、ユーロが難民対策を巡るドイツ政権内の亀裂拡大を嫌気しており、ユーロドル1.1500ドルを割り込めば、テクニカル的な動きが加速する可能性もあるだろう。

さらに、上海総合指数が3000の心理的節目を割り込んで以降も続落しており、2016年1月安値を割り込んでくると、テクニカル的な売りがかさむ可能性も懸念される。

 本日の満月~7月4日の独立記念日前後に向けて、テクニカルポイントのブレイク絡みで、各市場の変動が高まるリスクには注意したい。

最終更新:6月28日(木)14時45分

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