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PER10倍以下の割安銘柄探し

木村佳子
木村佳子 勝率:0%(0勝1敗) パフォーマンス:-1.6
元祖・日本で初めての女性株式評論家
個人投資家向け経済情報、資産運用に強いエコノミスト。日本IRプランナーズ協会/理事長、日本チャート分析家協会JCAA、(社)くらしとしごと生活者フォーラム代表。CFP、一級FP技能士(国家資格)早稲田大学大学院フアイナンス研究科卒(専門職MBA)
  • コラム [株式]

    PER10倍以下の割安銘柄探し

    7月19日(水)18時50分みんなの株式
元金を6倍にした人もいる地味ながら資産効果の高い株
アグロカネショウ
証券コード番号4955
上場市場 東証一部
売買単元 100株

株式市場はトレンドがはっきりしないこう着状態。しかし、こんな時こそ、しっかり個々の銘柄を研究したいものですね。
今回はPERが10倍以下の銘柄の中からEPA協定(ユーロ圏と日本の貿易における多品目関税撤廃)合意やアメリカのライトハイザー通商代表の日本市場開放要求などから日本の農産物を念頭に農業関連株の一社、東証二部から一部に昇格し、株主優待も創設したアグロカネショウ<4955>を研究してみました。



●どんな会社?
農家ニーズに基ずいた自社開発のおもに白菜、レタス用の農薬、肥料を製造・販売。国内外にむけ商社ルートで提供しています。
輸出面では想定以上の円安が進めば、為替差益が出ますが、想定外の円高が進行すれば業績変動要因になります。

個人投資家向けIRセミナーでは消費者、生産者に向けた農薬の正しい知識普及を主眼においた話を提供しているそうです。

農薬というと「有害無害問わず、虫の全滅を目指す怖い薬品」という強いイメージがありますが、同社はある特定の害虫に効くターゲット型の農薬の開発を行い、その有用性をビジネスのコアに据え普及に向けて活動しています。
生産効率を上げ、かつ、環境に配慮した農薬を適切に使うことで生産者の安定した収穫をサポートし、消費者に安全な野菜を届けるための農薬との正しい付き合い方をIRの項目に据えているそうです。


●7月19日終値1548円を基に換算した株価指標
連結予想ベースPER 9.4倍
PBR 1.22倍
予定配当 年22円を12月と6月権利確定で半分ずつ分配
配当利回り 1.42%

*比較される企業に北興化学、日本農薬、クミアイ化学があります。

●アグロカネショウの株主優待
・株主優待 100株の株主に500円相当お米券×2枚

・配当と優待の株主還元利回り 2.07%


●株式分割と資産効果
1991年に1:1.5
2010年12月28日に1:2
2010年の一年間の平均株価は446円
100株購入していた場合、投下金額は44600円
2010年の分割のみ取得した場合、保有株数は200株
2017年7月19日終値1548円×200株=309600円
ここから元金44600円を引くと265000円の含み益が生じている計算になります。
元金は約6倍に増え、途中、得られた配当、優待を加味すれば資産効果はなお高まっているといえますね。

●今後の株価
チャート上では1548円前後でもみ合っており、1600円~1500円台をなおゆったりと行きつ戻りつする可能性があります。輸出等で為替差益が思いのほか出るような局面、農業振興策が浸透するなどのフレームが変わるなどの要因で株価は1700円台を目指す場合もありそうです。何らかの要因で1400円台に突っ込むような場面はPER割安感から注目が集まるのではないでしょうか。直近では7月30日菅官房長官の地元・横浜で市長選挙が行われます。自民党・公明党推薦の現職・林文子氏が勝利すれば8月3日予定の内閣改造後の市場展開も期待できそうですが、元逗子市長の長島一由氏が勝利すれば一時的にせよ、市場は不安定な展開に見舞われるかもしれません。逆にそんなときの市場波乱があればチャンスなので割安株投資には向いているといえます。

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株式市場には同社のような地味ながら、一定期間保有することで資産効果を高められる銘柄がまだまだたくさんあります。「忙しい投資は苦手」という人にむけ、同社のようなタイプの銘柄を講演やコラムなどでご紹介していきたいと思います。

最終更新:7月19日(水)18時50分

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