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「トランプ」は、やっぱり「トランプ」だった

菊川弘之
菊川弘之 勝率:ありません パフォーマンス:ありません
相場は相場に聞け!マーケットの風を読む!!
日産証券調査部 主席アナリスト 商品投資顧問・証券会社の調査部・ディーリング部長などを経て現職。日経新聞、時事通信などにマーケットコメント・解説を寄稿。TV・ラジオなど多数メディアにも出演中。みんコモ人気コラムニスト
  • コラム [外国為替]

    「トランプ」は、やっぱり「トランプ」だった

    1月12日(木)12時53分みんなの株式
リターンムーブからの反落パターン
 1月5日の当コラムで「トランプラリーで売られていた金(GOLD)が、大きく買われた事を見落としてはいけない。鍋底からの反発パターンで、ドルや株との逆相関の金(GOLD)が、先行指標として動き始めた可能性がある。」と指摘したが、その後も、NY金は続伸して1200ドル一歩手前まで上値を伸ばしている。一方、ドル円はダブルトップ完成。雇用統計を受けてリバウンドを見せたものの、メイ首相発言で欧州リスク・ハードブレグジット思惑から反落。パターン分析では、リターンムーブからの反落パターンで、強力な売りシグナルとなっている。

 注目のトランプ次期大統領による記者会見(1/11)では、貿易不均衡を巡り、中国やメキシコと共に、日本も名指しで批判。立ち振る舞いを見る限り、大統領選挙の勝利宣言スピーチで見せた大統領らしい落ち着いた姿はなく、選挙期間中のトランプに戻ったと感じた方達も多いだろう。

「トランプ」は、やっぱり「トランプ」だったとの認識が高まるだろう。

20日の就任式前後には、東シナ海で米原子力空母「カールビンソン」と、中国空母「遼寧」の睨み合いも予想される中、米中関係の悪化懸念も、金(GOLD)に資金を向かわせるだろう。

中国当局は、仮想通貨「ビットコイン」の主要取引業者への立ち入り検査を実施。中国からの資本流出を阻止する取り組みの一環と見られるが、昨年末以降、中国から逃避した巨額マネーの一部が、ドル買い、米買いに向かいトレンド形成したとすれば、ドル高・株高の流れにも、変化が出るだろう。

 まずは、V=113.45円、E=113.40円などを試す流れ。トランプララリーが始まった11月安値~12月高値までの上昇に対する38.2%押しは、111.97円。半値押しは109.91円。この辺りまでの修正が、今月中に起きても不思議ではない。

 本日は「満月」。満ちたものは欠けるのが相場。
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最終更新:1月12日(木)12時53分

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