投資の準備と心得

目次

投資を始めるには金融機関に口座を開設しなければなりません。株式投資か、投資信託(投信)か、FXか、運用先を決めた上で金融機関を決めます。各運用先に向いた金融機関、もし複数の運用を考えているなら、それに合った金融機関を選びます。

また、証券会社などの金融機関でNISA口座を開設し、上場株式や投資信託などを購入すれば、売却した時の利益や証券保有中に受け取る配当金や普通分配金などが非課税です。詳しくはYahoo!ファイナンスのNISA特集をご覧ください。

口座開設までの流れ

投資を行なうには、いずれの金融商品を購入するにあたっても、ご自身の口座が必要です。株式投資なら証券会社、投信なら証券会社のほかに銀行などの金融機関、FXなら専門の取引業者などに口座を開設します。主要な証券会社の口座であれば、株式のみならず投信やFXの取引もおおよそ可能です。

口座開設は、ほぼどの金融機関も同じような手続きを踏みます。電話かインターネットで口座開設を申し込みます。必要事項を入力の上、パスポートや運転免許証といった身分証明書のコピーを添付し送信します。マイナンバーも必要になるので、確認をしておきましょう。
約1週間~10日間ほどで口座開設が完了し、取引に必要な書類やパスワード等が送られてきます。

金融機関の選抜→インターネットから口座開設の申し込み→身分証明書の写しを郵送又はアップロード、必要事項を入力→口座開設終了

専門知識は無くても始められる

投資という特別な知識が必要ではないか、と身構える人も多いでしょう。しかし、これから投資を始めようとするなら、常識的な世間の動向をつかむことから始めれば大丈夫です。

いずれの投資商品も景気の動向や円安・円高といった為替のニュースも関わってきますから、少しずつ興味の範囲を広げていくとよいでしょう。

また、株式投資なら投資しようとしている企業の業績や業界の状況、FXなら投資しようとしている通貨の国の状況なども把握しておきたくなります。これらは新聞やインターネットで得られる情報だけでも、十分にカバーできます。

投資の心得

投資は大事なお金を「市場」に託すのですから、日々増減する資金に一喜一憂しがちです。わずかな値下がりでドキドキしたり、わずかな値上がりでワクワク小躍りしたりしがちですが、この心をどうコントロールするかは、運用成績に直結するので重要なポイントです。損失を抱えたとき、慌てて売ってしまうか、損失を恐れてどうにも動くことができず、さらに損失を拡大させてしまうか。

投資は、損失を被ることもあらかじめ想定してスタートさせることです。「10%の損失が出たところで撤退」などと事前に決めておけば、パニックに陥って損失を拡大させることも少なくなります。
また、逆に利益が出たとき、「10%の利益が出たら売ろう」と決めていても、実際に10%上昇したところで「まだ、上がるかも」などと欲が出がちです。欲望を抑えることも大切です。

欲が出て売却機を逃す パニックで冷静さを失う 冷静さを失わないことが大事!

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